リベンジ ステイトメント

楚里勇己

今回のリベンジ展にあたり、悔しさだけが残っています。

日常に近いものをつくる。しかしそれを描ききることはできなかった。自分自身、多くの問題が重なっている状態で社会とのコネクトの仕方、見て頂く方への配慮もできなかった。今回のリベンジ展を最後のチャンスと思い、今制作をしています。ファブリックを切り取るかのように日本画を家の中に取り込みたい。日本画としての役割が時代に則していくべきではないか、鑑賞者を考慮した作品をもっとつくる必要があるのではないかという考えは同じです。

関西に比べ土着的な考えや一つのキャラとしての強さはなかったのが関東。自分は細密描写ができる訳でもなく、複雑な発想ができる訳でもありません。落書きもできなければ、土着的な事柄も無い。単純な事しか今そこにあるものしか描く事はできない。わかりやすいものしか描く事はできないのです。それが花です。リベンジ展、もっと見る人に伝わる作品を。花を使って花だけで描きます。

その中から今一度自分を見つめ花という多くの人が共有できるもの、見ていてうれしく、わかりやすく子供が見ても種類を特定するというよりも花というものがそこに存在しているような「花」とわかるような絵を描きます。子供が描く花の色のように視覚的にビビットな色を組み合わせ、尚かつ形はその花のもつらしい形ではなく、咲く瞬間、かれる手前、土臭さなど癖のある形を描くようにしています。

リベンジ展では余白を使った作品、ものの配置で見せる作品の2点を制作します。社会との関わりを持てるのか、心に残る作品を描く事ができるのか。自分の目で見た色の作品ができるか。日本というものの要素、それ以外のたくさんの要素を足していくことが今の日本画であると自分は思っています。

宜しくお願い致します。

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