リベンジ ステイトメント

福田星良(5/19追記)

今回のリベンジ展では岩絵具を使うことを止めました。前回はアクリルと併用で岩絵具を、使いましたが、今回の絵はアクリルにキャンバスで作品を作りました。

受験生のときに岩絵具の色彩や質感をアクリルでつくれるように練習した経験から、アクリルでもあるていど同じようなことが出来るんだなとは思っておりました。

というのも大学に入ってから水彩で描いた絵を岩絵具で描いたと間違える人、結構いたのです。

アクリルで岩絵具のよさが表現出来るなら、じゃああえて、岩絵具を使う意味は?素材の魅力がある、というならビンに入れて並べてある状態のがよっぽど綺麗だと思いました。

あとは単純に自分に岩の経験と技術が足りないだけなのですが、今の段階では岩絵具で描くとアクリルで出来る表現の幅よりものすごく狭くなってしまう、出来ることを制限してしまう岩絵具を学校の課題以外の絵で使う必要は無い。と思いました。

私は大学に入って日本画を専攻しましたが大学1年になって早くも辞めたくなっていました、【日本画】を描くのが嫌だった。

ビンにはいっているときはかわいらしく見えた岩絵具が嫌いになった。でも、日本画科をやめていないのはヒップホップと日本画の関係性について思う所があったから、私はヒップホップがすごく好きです。

ヒップホップの音楽の作られ方の構造をみるにつき、日本画と通じるところがなにかあるかも。とずっとぼんやり思っていたのですがいまいちすり合わせられず、時がたってしまいました。

日本画をやめたいと思っていたときに、ラジオであるMCの人がヒップホップとは、引用と発明である、取り合わせの巧さやセンスで皆を楽しませるんだ、というようなことを仰ってて、別に音楽に限らず、いたるところに、日本文化の中にもヒップホップ的な考えのものはある、もしかしたら、日本画にだってその要素を見出せるかもしれないよ。

と突然言ったその言葉に溜飲が下がりました、私が日本画に感じていた的なヒップホップ要素はこれだとそれならもう少し日本画に留まって、この考え方で絵を描きたい、私は音楽は作れないけど絵画でヒップホップをやってみようと思いました。

残念ながら、いままで学校の課題はこれを実践することができませんでしたが、今回リベンジ展の機会をお借りして、それを実践した作品を作りました。

引用と発明。日本画とヒップホップの関係性を私はこれから探っていきたいと思います。そしてアメリカ文化でしかも音楽でもあるヒップホップを日本絵画として成立させることが私の目標です。

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