NEW LOVE

 

この度、Hidari Zingaroでは、編集者であり、アーティストでもある
米原康正(Yasumasa Yonehara)の個展を行います。

会期
2017年9月8日(金) – 9月21日(木)
12:00-19:00
※レセプション 9月8日(金)18:00~予定
※水曜定休

Reference Works

  • Blue love 06 , 2017
    acrylick paint on printed matter with Wooden frame
     Size:H255×W205mm
     Price:¥21,600
  • White love 02 , 2017
    acrylick paint on printed matter with Wooden frame
     Size:H255×W205mm
     Price:¥21,600

 

  • New Love 08 , 2017
    photography on canvas acrylick paint
     Size:H410×W320mm
     Price:¥75,600
  • New Love 10 , 2017
    photography on canvas acrylick paint
     Size:H410×W320mm
     Price:¥75,600

 

  • Double legs in yellow naze , 2017
    Silk screen on canvas acrylick paint
     Size:H650×W530mm
     Price:¥162,000
  • pink haze in melting three colours bath , 2017
    Silk screen on canvas acrylick paint
     Size:H530×W650mm
     Price:¥162,000

 

  • moments of Love red
    for rengo DMS , 2017
    photography on canvas acrylick paint
     Size:(各)H725×W600mm
     Price:¥540,000
  • moments of Love blue
    for rengo DMS , 2017
    photography on canvas acrylick paint
     Size:(各)H725×W600mm
     Price:¥540,000

 

米原康正
(Yasumasa Yonehara)

p1

編集者、アーティスト 。
東京ストリートな女子文化から影響を受けたその作品は、メディアの形をして表現されることが多く、90年代以降の女子アンダーグランドカルチャーの扇動者でもある。早くから中国の影響力を強く感知し、そこでいかに日本的であるかをテーマに活動を展開、現在中国のSNS「Weibo(新浪微博)」で235万人のフォロワーを持つ。ストリートシーンのややこしいジジイ(マツコデラックス様命名)。

 
 
iamgrowingoutmybangs
「NEW LOVE」

1995年。のちにコギャルと呼ばれる女子高生たちを使った「egg」という一冊の雑誌を企画発表する。
雑誌を作っていく過程で、彼女たちが持ち歩く使い捨てカメラで写された写真に衝撃を受ける。
そこにはプロフェッショナルな自意識など微塵もない無意識なプライベート写真が溢れていた。
彼女たちの写真の目的はただ「誰とどんな時間を過ごしていたのか?」というこの一点であった。
大人たちの自分勝手な自意識に愛想を尽かしたティーンエィジャーたちの時代への革命とも呼べるブームだったのだ。

そのブームを利用して僕は「OUT OF PHOTOGRAPHERS」という雑誌を企画発表する。
女子高生たちの「誰とどんな時間を過ごしていたのか?」
という写真の方法論を使って世界中から写真を集めれば、
一冊の革命本が出来上がる、僕はそう確信したのだ。
創刊号のタイトルは「プライベートをあかせ」だった。

「カメラは自分たちの日常を写すだけでいい。
楽しかったらカメラを捨てろ」
そんなメッセージの本だった。

それから20年以上の月日がたった。
「誰とどんな時間を過ごしていたのか?」という女子高生たちの方法論は、
インスタグラムというアプリに引き継がれ、それは世界中のプライベートを明かしたかに見える。
そこから実際の革命も起きたかに見えた。

僕たちは自意識から解放され、無意識の集合体になれるはずであった。

ところが、
やっぱ考えてる人たちは違うよね。
そのプライベートを利用して、より高度な管理社会を構築することに成功した。
「誰とどんな時間を過ごしていたのか?」は、
写真を撮るために
「誰と会い、どんな時間を過ごすのか?」という意味にすり替えられた。

プライベートを装った企画が人々をひとつの方向に誘導する。
今の写真の中に、僕たちの真のプライベートなど存在しない。

世界は
お金さえあれば幸せなんだよ、
みんな仲良くなれるよっ、
てメッセージを垂れ流し、
みんなが本気でそれを真実と思ってる。

僕はそんな自意識いっぱいの世界を好きじゃないし、
関わりたくもない。

だから、
僕は「革命」を信じて関わってきたプライベートな写真たちにお別れを告げることにした。

自分の写真に前髪を描いた。
表情を隠すことで、プライベートを隠し
「前髪を伸ばして嫌なものを見ない、嫌なものから隠れる」と社会へ中指を立てた。

この行為がブームになって、
前髪伸ばしたティーネージャーが巷にあふれることを期待している。

 

CATEGORY

CALENDAR

9月 2017
« 8月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
  • ARCHIVE

TWITTER

SEARCH

ACCESS

〒164-0001
東京都中野区中野5−52−15
中野ブロードウェイ 3F
03-5345-7825
開廊時間:12:00 - 19:00
定休日:通常は水曜定休とさせて頂きますが、その都度お知らせ致します。

マップはこちら